※本記事の情報は特筆がない限り、2023年1月の執筆時点のものです。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
「海外FX会社と国内FX会社どちらを選んだらいい?」など疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、FX初心者におすすめなのは国内FX会社です。
ただし、海外FX会社と国内FX会社それぞれの特徴や注意点を理解しておくことが大切です。
そこで今回は、海外FX会社と国内FX会社を迷っている方へ、下記内容についてまとめました。
この記事を読むことで、海外FX会社が初心者にはリスクが高い理由、国内FX会社の魅力などが分かります。
これからFXを始める方は、ぜひご覧ください。
出典:SBI FXトレード
SBI FXトレードは、初心者におすすめの国内FX会社です。
1通貨から取引ができるため、失敗したときの損失を抑えられます。
また、スプレッドは狭く、スワップポイントは高い水準です。
更に、定期的に自動で買付ができる積立FXも利用できます。
取引ツールの使い勝手も良いため、FXが初めての方でも安心です。
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通貨ペア数 | 21ペア | 20ペア | 30ペア | 29ペア | 34ペア |
最小取引単位 | 10,000通貨 | 1,000通貨 ※南アフリカランド/円 メキシコペソ/円は10,000通貨単位 |
1,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:0.9銭 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:0.9銭 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.9銭 ※キャンペーンスプレッドを含む 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.8銭 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.18銭 ポンド/円:0.88銭 ユーロ/円:0.48銭 ※注文数量1~1,000,000 原則固定(例外あり) |
公式サイト | |||||
※注意事項 | 本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 |
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★他にも多くの候補から検討したい方に向け、下記では「おすすめFX口座」を10社紹介しています。
あらゆる面で万能なFX口座を集めていますので、当記事以外にも参考にしたい場合はご参考ください。
海外FX会社とは
海外FX会社とは、海外に拠点を持つFX会社のことです。
拠点が海外にあり金融庁の規制がないため、国内FX会社の取引ルールとは異なります。
海外FX会社の口座を開設したい場合は、海外にある運営会社に必要書類などを提出して、審査を通過することが必要です。
ハイレバレッジ取引などの特徴がありますが、近年、入出金トラブルなどが多く発生しています。
国内FX会社とは
国内FX会社とは、国内に拠点を持つFX会社のことです。
金融庁からの許可を得た上で、国内在住の方向けにFXサービスを提供しています。
投資家保護の観点から、信託保全やレバレッジ規制などが行われており、安心して取引ができます。
取引ルール、税制、サポート面など、海外FX会社とは異なる点が多いです。
初めてFXをする場合は、国内FX会社を利用する方がほとんどです。
海外FX会社と国内FX会社の8つの違い
海外FX会社 | 国内FX会社 | |
レバレッジ | 規制なし 最大数百〜数千倍 |
規制あり 最大25倍 |
スプレッド | 広い傾向 | 狭い傾向 |
取り扱う商品数 | 多い | 少ない |
税制 | 総合課税 課税所得額に応じて税率が変わる |
分離課税 一律20.315% |
サポート | 日本語対応難しい メールのみが多い |
日本語対応可能 メール、電話、LINEなど |
追証 | なし | あり |
取引の透明性 | 高い NDD方式 |
低い DD方式 |
入出金 | 多い上に複雑 リアルタイム反映できない可能性 |
シンプルで分かりやすい リアルタイム反映が可能 |
まずは、レバレッジやスプレッド、税制など、海外FX会社と国内FX会社の違いを理解することが大切です。
違いが分かると比較がしやすくなり、どちらが自分に合うのかを見極められます。
ここでは、海外FX会社と国内FX会社の8つの違いについて確認していきましょう。
レバレッジの最大倍率
海外FX会社は金融庁のレバレッジ規制を受けないため、数百〜数千倍のレバレッジ取引ができます。
一方、国内FX会社は金融庁の規制の対象となるため、レバレッジの最大倍率は25倍です。
主な海外FX会社と国内FX会社のレバレッジの最大倍率は、次のとおりです。
海外FX会社 | 最大レバレッジ |
GemForex | 5,000倍 |
XMTrading | 1,000倍 |
AXIORY | 400倍 |
国内FX会社 | 最大レバレッジ |
SBI FXトレード | 25倍 |
DMM FX | 25倍 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 25倍 |
ただし、レバレッジが高いと損失リスクも高くなるため、海外FX会社の数百〜数千倍のレバレッジ取引をすると大損するリスクがあります。
経験豊富なトレーダーでも、ハイレバレッジ取引には簡単には手を出せません。
レバレッジとは、担保となる証拠金の何倍もの金額で取引ができる仕組みのことです。
レバレッジを活用することで、資金効率を高められます。
例えば、証拠金10万円でレバレッジ10倍の場合は、100万円の取引ができます。
スプレッド
同じ通貨ペアでも、海外FX会社はスプレッドが広く、国内FX会社はスプレッドが狭い傾向にあります。
つまり、国内FX会社のほうが取引コストを抑えることが可能です。
以下は、人気通貨ペアの海外FX会社と国内FX会社のスプレッド比較です。
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル |
海外:GemForex | 1.5銭 | 1.6銭 | 1.6pips |
海外:AXIORY | 1.6銭 | 1.4銭 | 1.3pips |
国内:SBI FXトレード | 0.19銭 | 0.4銭 | 0.38pips |
国内:DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
※2022年9月21日時点
※実際とは異なる場合があります。
※GemForexはオールインワン口座の場合
※AXIORYはスタンダード口座の場合
※SBI FXトレードは1,001~1,000,000通貨の場合
スプレッドとは、売値と買値の差のことで、取引のたびに発生するコストです。
例えば、米ドル/円で売値が140.455円、買値が140.457円の場合、スプレッドは0.2銭となります。
取り扱う商品数
海外FX会社は、国内FX会社より取り扱う商品数が豊富な傾向にあります。
例えば、海外FX会社のAXIORYが取り扱う通貨ペアは61種類です。
また、FXのほかに、以下の商品も取り扱います。
- 株式
- ETF
- 株式CFD
- 株価指数CFD
- エネルギーCFD
- 貴金属CFD
株式とETFで約200銘柄、CFDで150銘柄以上あります。
1つの口座で、幅広い投資が可能です。
一方、国内FX会社はFXのみを取り扱っていることがほとんどです。
主な国内FX会社の取り扱う通貨ペア数は、次のようになります。
FX会社 | 通貨ペア数 |
SBI FXトレード | 34種類 |
DMM FX | 21種類 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 20種類 |
国内FX会社は、海外FX会社と比べると、取り扱う通貨ペア数は少ない傾向にあります。
ただし、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円など、人気の通貨ペアが揃っているため取引には特段困りません。
税制
海外FXの課税方法は、他の所得と合算した総額に対して課税される総合課税です。
一方、国内FX会社は、FXで得た所得のみに課税される分離課税となります。
総合課税は課税所得額に応じて所得税率が高くなる累進課税で、分離課税は課税所得額にかかわらず一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)の税金が課されます。
海外FX会社 | 国内FX会社 | |
課税方法 | 総合課税 | 分離課税 |
税率 | 累進課税 課税所得額に応じて変わる |
一律20.315% |
累進課税の所得税率は、次のとおりです。
課税所得額 | 税率 | 控除額 |
1,000円から 194万9,000円まで |
5% | 0円 |
195万円から 329万9,000円まで |
10% | 9万7,500円 |
330万円から 694万9,000円まで |
20% | 42万7,500円 |
695万円から 899万9,000円まで |
23% | 63万6,000円 |
900万円から 1,799万9,000円まで |
33% | 153万6,000円 |
1,800万円から 3,999万9,000円まで |
40% | 279万6,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 479万6,000円 |
参照:国税庁「所得税の税率」
次のような方は、確定申告が必要となります。
- FXの利益など、給与所得と退職所得以外の所得の年間合計額が20万円を超える方
- 年間の給与収入が2,000万円を超える方
- 給与を2か所以上からもらっている方
- 医療費控除や住宅ローン控除の適用を受ける方
例えば、FXの利益が年間50万円の会社員や、FXの利益とは別に給与を3か所からもらっているような方は確定申告が必要です。
サポート体制
日本語に対応していない海外FX会社もあるため、注意が必要です。
Webサイト・取引ツール・配信情報・サポートなどがすべて英語となるため、語学力がないと内容を理解できません。
問い合わせはメール受付のみのFX会社が多く、英語で問い合わせが必要なため、トラブルが発生した際に解決することは難しいでしょう。
また、日本語に対応している海外FX会社でも、日本語表記がおかしい場合があります。
国内FX会社は、Webサイト・取引ツール・配信情報・サポートなど、すべて日本語で通用します。
困ったことがあれば、メールや電話を使って手軽に問い合わせができるため安心です。
追証
海外FX会社は、ゼロカットシステムがあるため追証がありません。
ゼロカットシステムとは、ロスカットが間に合わずに証拠金以上の損失が出た場合に、マイナス分をゼロにするシステムのことです。
国内FX会社にはゼロカットシステムはなく、追証が発生するリスクがあるので注意が必要です。
ただし、証拠金維持率に余裕を持たせるなど資金管理を徹底していれば、ロスカットや追証発生のリスクは低く抑えられます。
追証とは追加証拠金のことです。
証拠金維持率が一定の水準を下回った場合に、証拠金の不足額を証拠金を追加で入金するなどして解消しなくてはなりません。
取引の透明性
取引の透明性は、国内FX会社より海外FX会社のほうが高いといわれています。
海外FXは、FX会社を介さずに、トレーダーが直接市場と取引をするNDD方式を採用していることが多いからです。
国内FXは、FX会社を介して取引をするDD方式となります。
NDD方式とDD方式の主な違いは、以下のとおりです。
NDD方式 (海外FX) |
DD方式 (国内FX) |
|
FX会社を介した取引 | なし | あり |
取引の透明性 | 高い | 低い |
FX会社の利益 | スプレッド | 反対売買など |
スプレッド | 広い | 狭い |
NDD方式は、市場と直接取引をするので注文価格と約定価格の差がありません。
DD方式はFX会社を介して取引をするので、注文価格と約定価格に差が生じる場合があります。
ただし、NDD方式はスプレッドが広く、DD方式はスプレッドが狭い傾向にあるため、国内FX会社のほうが取引コストを抑えられます。
入出金
海外FX会社の入出金方法は、クレジットカードやオンラインウォレット、デビットカードであることが多いです。
入出金方法が多い上にやや複雑で、リアルタイムに反映できない場合があります。
国内FX会社は、平日・土日問わず24時間いつでもリアルタイムに反映できる、クイック入金を利用できる場合が多いです。
手数料が無料な上、急いで証拠金を増やしたいときにもスピーディーに対応できます。
また、即日出金ができるFX会社は数多くあります。
クレジットカードやオンラインウォレットなどを使わなくても、振込みにて対応が可能です。
海外FX会社を利用する7つのリスク
海外FX会社を利用するリスクは、7つあります。
海外FX会社に、どのようなリスクがあるのかを知ることで、FX初心者に敬遠される理由が分かります。
また、国内FX会社との比較がしやすくなります。
ここでは、海外FX会社を利用する7つのリスクについて見ていきましょう。
取引コストが高い
海外FX会社を利用するリスクの1つが、取引コストが高いことです。
海外FX会社は国内FX会社と比べて、スプレッドが広い傾向にあります。
スプレッドは、取引のたびに必ず発生するコストで、スプレッドの幅が広いほど利益が圧迫されます。
デイトレードなど頻繁に取引を行う場合は、コストがかさむため注意が必要です。
また、入出金方法によっては、手数料が発生する場合があります。
例えば、XMTradingは、国内銀行送金で入金する場合に、入金額が1万円未満だと980円(決済代行会社によっては1,500円)の手数料がかかります。
国内銀行送金で出金する際にも、出金額が40万円未満だと2,500円の手数料が発生します。
信託保全が義務化されていない
海外FX会社は信託保全が義務化されていないため、FX会社が倒産をすると、預けていた資産が戻ってこないリスクがあります。
国内FX会社は信託保全が義務化されており、投資家の預けた資産とFX会社の資産が別々に管理されているため、万一FX会社が倒産しても投資家の資産は保全されます。
万一のことを考えた場合、海外FX会社はリスクがあるため注意が必要です。
信託保全とは、FX会社や証券会社が、自社の資産と投資家から預かった資産を区分管理することです。
区分した資産は信託銀行に信託されます。
万一、FX会社や証券会社が倒産した場合には、信託先から受益者代理人を通じて資産が返還されます。
日本語に対応していないFX会社がある
「日本語に対応していない」「日本語に対応しているけど日本語がおかしい」といった海外FX会社は多く見られます。
日本語に対応していない場合は、取引ツールなどがすべて英語表記となります。
情報収集がしづらい上に、表記の意味が分からず発注ミスなどを起こすリスクがあるため注意してください。
トラブル発生時の対応が難しい
海外FX会社はサポートが英語であることが多いため、トラブルが発生して問い合わせをしてもコミュニケーションをうまく取れない場合があります。
語学力がある方であれば問題ありませんが、そうでない方はトラブル発生時にサポートを頼れないでしょう。
出金トラブルが起きている
「手続きをしたけど出金されない」「お金が入っているのに口座を凍結された」といった、出金トラブルが発生している海外FX会社もあります。
海外FXの口コミでも、トラブルに関する内容のものが散見されます。
トラブルに巻き込まれた場合は、泣き寝入りになることがほとんどです。
どの海外FX会社でもトラブルが起きるわけではありません。
しかし、海外FX会社には出金トラブルなどのリスクがあることを理解した上で、利用する必要があります。
税金が高い
海外FXで得た利益は総合課税となるため、他の所得と合算した金額に対して課税されます。
所得税率は累進課税であり、課税所得額に応じて税率が変わります。
FXの利益(雑所得)や給与所得の課税所得額が多い場合は、所得税だけで20〜40%程度の税金が課される可能性があるので注意が必要です。
また、所得税とは別に、一律10%の住民税がかかります。
海外FXは、一律20.315%(所得税+住民税)の国内FXとは税制が異なり、税金が高くなりやすいことを理解しておきましょう。
ハイレバレッジ取引
海外FX会社は、国内FX会社のように金融庁の規制がないため、数百倍や数千倍のハイレバレッジ取引ができます。
ハイレバレッジ取引をすると、わずかな値動きで多額の利益を得られるチャンスはありますが、多くの損失を抱えるリスクもあります。
あっという間に資産を失う恐れがあるので注意してください。
ハイレバレッジ取引はリスクが非常に高いため、FX初心者は避けたほうがよいでしょう。
FX初心者に国内FX会社をおすすめする6つの理由
FX初心者に国内FX会社をおすすめする理由は、以下の6つです。
おすすめする理由を知ることで、多くのFX初心者が国内FX会社を選ぶ理由が分かります。
ここでは、FX初心者に国内FX会社をおすすめする6つの理由を紹介します。
トラブルが少ない
国内FX会社はトラブルが少ないため、FX初心者におすすめです。
金融庁の許可を得て営業をしており、入出金トラブルなどはほとんど見られません。
取引が集中してサーバーが落ちるなどのトラブルはありますが、海外FX会社でも起きています。
また、サーバーが落ちたとしても、比較的早く復旧しています。
トラブルが少なく安心して取引ができるのは、国内FX会社の魅力です。
スプレッドや手数料を安く抑えられる
FX初心者に国内FX会社がおすすめなのは、スプレッドや手数料を安く抑えられるためです。
海外FX会社よりスプレッドは狭い傾向にあり、入出金手数料はほとんどが無料です。
スプレッドや手数料が安いと、利益を得やすくなります。
「できるだけ取引コストを抑えたい」「入出金を頻繁にするため手数料無料のFX会社がよい」といった方に選ばれています。
困ったらすぐに問い合わせ・相談ができる
国内FX会社は「取引ツールの使い方は?」「入出金方法やサービスの利用方法は?」など疑問が出た際に、すぐに問い合わせや相談ができます。
問い合わせの受付時間が長く、質問に対してすぐに回答をもらえます。
FXを始めたばかりのうちは分からないことばかりなので、日本語で気軽に問い合わせができる国内FX会社が初心者におすすめです。
情報収集がしやすい
国内FX会社は、Webサイトや取引ツールの表記がすべて日本語な上、以下のように情報コンテンツが豊富なためスムーズに情報収集ができます。
- ニュース配信
- アナリストレポート
- YouTubeなどの動画
- メルマガ
- ブログ
- セミナー
国内FX会社は投資判断に役立つ情報を簡単に収集できるため、FX初心者におすすめです。
税制が分かりやすい
国内FX会社は、FXで得た利益(雑所得)に対して一律で20.315%の税率となるため、税金の管理がしやすくFX初心者におすすめです。
海外FXの総合課税・累進課税のように、税金の計算が複雑ではありません。
確定申告を作成する際の手間も少なくて済みます。
信託保全が義務化されている
FX会社が倒産した事例はいくつもあり、現在運営しているFX会社の倒産リスクもゼロではありません。
「FX会社が倒産してお金が返ってこなかったらどうしよう?」「FX会社が破綻したら証拠金が戻ってこないって本当?」など、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
国内FX会社は、信託保全が義務化されていて、投資家が預けた資産とFX会社の資産は分けて管理されます。
投資家が預けた資産は信託銀行に信託されるので、万一、FX会社が破綻しても預けている資産は返還されます。
信託保全は、証拠金・スワップポイント・評価損益・実現損益の全額が対象です。
投資家の資産を保護する制度があるため、国内FX会社は初心者におすすめです。
国内FX会社を利用する5つのメリット
国内FX会社を利用するメリットは、以下の5つです。
メリットを知ることで、国内FX会社の魅力を把握できます。
ここでは、国内FX会社を利用する5つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
スプレッドが狭い
国内FX会社はスプレッドが狭く、取引コストを抑えられるのがメリットです。
以下は、主要FX会社のスプレッド一覧です。
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル |
SBI FXトレード | 0.19銭 | 0.4銭 | 0.38pips |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
GMOクリック証券(FXネオ) ※原則固定 |
0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips |
外為どっとコム | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.3pips |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.3銭 | 0.3pips |
※2024年1月時点
※実際とは異なる場合があります。
※SBI FXトレードは1,001~1,000,000通貨の場合
※外為どっとコムはキャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
上記のとおり、主要FX会社は人気通貨ペアのスプレッドが狭いため、低コストで取引が可能です。
海外FX会社であれば、米ドル/円やユーロ/円が1.0銭以上、ユーロ/米ドルが1.0pips以上であることが多く、国内FX会社より数倍高いコストがかかります。
また、国内FX会社は、上記の通貨ペアだけでなく、ポンド/円・NZドル/円・スイスフラン/円など他の通貨ペアでもスプレッドは狭い傾向にあります。
問い合わせがしやすい
国内FX会社は電話やメール、チャットなど問い合わせ方法が多く、受付時間も長いため困ったことあればすぐに問い合わせができます。
主要FX会社の問い合わせ方法は、次のとおりです。
FX会社 | 問い合わせ方法 |
SBI FXトレード | ・自動応答チャット(24時間) ・オペレーターチャット(平日9〜17時) ・メール |
DMM FX | ・電話(夏:平日7〜17時50分、冬:平日7〜18時50分) ・LINE ・メール |
GMOクリック証券(FXネオ) | ・電話(月曜日8時~金曜日17時) ・メール |
外為どっとコム | ・電話(平日24時間) ・チャット(24時間) ・メール |
みんなのFX | ・電話(平日7〜22時) ・メール |
問い合わせがしやすく、問題をスピーディーに解決できるため安心です。
口座開設キャンペーンがある
国内FX会社は、海外FX会社のように100%入金ボーナスはありませんが、口座開設キャンペーンがあります。
期間内に新規口座を開設して、一定数量の取引をするとキャッシュバックなどを受け取れます。
主要FX会社の口座開設キャンペーンの特典は、次のとおりです。
FX会社 | 口座開設キャンペーン・特典 |
SBI FXトレード | 新規口座開設+取引で最大5万円キャッシュバック |
DMM FX | 新規口座開設+取引で最大20万円キャッシュバック |
GMOクリック証券(FXネオ) | 新規口座開設+取引で最大30万円キャッシュバック |
外為どっとコム | 新規口座開設+取引で最大100万2,000円キャッシュバック |
みんなのFX | 新規口座開設+取引で最大5万円キャッシュバック |
※2022年9月21日時点
上記のとおり、それぞれのFX会社で口座開設キャンペーンを実施しており、キャッシュバックも高額です。
口座開設キャンペーンでキャッシュバックを得ることで、投資金額を増やせます。
学習コンテンツが豊富
国内FX会社のメリットの1つが、学習コンテンツが豊富なことです。
配信ニュースやアナリストレポートで市場動向を掴めるほか、FXの知識やノウハウを学べる動画やセミナーを実施しているFX会社が多数あります。
- テクニカル分析やファンダメンタルズ分析のやり方
- 通貨ペアの選び方
- リスク管理の仕方
- 配信ニュースの見方
- 取引ツールの使い方
- 今後の相場動向
など、FX初心者向けの内容もあります。
ほとんどが無料で実施されているため、気軽に利用でき、FXの知識やスキル、ノウハウを身につけられます。
確定申告で損失を繰り越せる
国内FX会社は、取引で生じた損失を翌年以降の3年間繰り越せます。
損失を繰り越すことで、翌年以降の課税所得額を減らし、節税につなげられます。
例えば、年間で100万円の損失が出た場合、その年はFXの利益は出ていないため、税金はかかりません。
そして、翌年に100万円の利益が出たとしても、前年の損失100万円を繰り越せるため、利益が相殺されて所得額は0円となり納税の必要はなくなります。
海外FX会社の場合は、翌年以降に損失を繰り越すことはできません。
FX初心者におすすめの国内FX会社5選
FX初心者におすすめの国内FX会社は、以下5社です。
各FX会社の特徴を表にまとめましたので、確認してみてください。
通貨ペア数 | 21ペア | 20ペア | 30ペア | 29ペア | 34ペア |
最小取引単位 | 10,000通貨 | 1,000通貨 ※南アフリカランド/円 メキシコペソ/円は10,000通貨単位 |
1,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:0.9銭 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:0.9銭 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.9銭 ※キャンペーンスプレッドを含む 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.8銭 原則固定(例外あり) |
米ドル/円:0.18銭 ポンド/円:0.88銭 ユーロ/円:0.48銭 ※注文数量1~1,000,000 原則固定(例外あり) |
公式サイト | |||||
※注意事項 | 本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 |
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★上記テーブルは左右に動かせます。
SBI FXトレード
出典:SBI FXトレード
通貨ペア数 | 34ペア |
最小取引単位 | 1通貨 |
スプレッド | 米ドル/円:0.18銭 ポンド/円:0.88銭 ユーロ/円:0.48銭 ※注文数量1~1,000,000 原則固定(例外あり) |
買いスワップ | トルコリラ/円:15円 メキシコペソ/円:18円 南アランド/円:12円 |
売りスワップ | ユーロ/米ドル:82円 ポンド/米ドル:25円 ユーロ/ポンド:52円 |
※注意事項 | ※本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 ※本データは2023.2/20確認時点での最新情報を参照しております。 |
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SBI FXトレードの最大の特徴ともいえるのが、1通貨から取引ができることです。
100円以下の証拠金で取引を始められるため「できるだけ少額でスタートしたい」といった方も安心です。
米ドル/円、ユーロ/円など、スプレッドの狭さは国内FX会社の中でもトップクラスです。
デイトレードなど頻繁に売買をする方でも、コストを抑えられます。
また、スワップポイントの水準も高いため、短期〜長期取引まで幅広い投資スタイルにマッチします。
PCツール「Rich Client Next」は29種類のテクニカル指標、21種類の描画ツールを搭載していて、画面レイアウトのカスタマイズも可能です。
スマホアプリ「SBI FXTRADE」は、高機能で直感的な操作ができ、外出先からでも本格的な取引ができます。
あらかじめ設定した頻度で一定数量を自動購入できる「積立FX」は「毎日相場を確認する時間がない」という方におすすめのサービスです。
投資タイミングを分散でき、ドルコスト平均法で長期的な運用を目指せます。
1通貨から取引ができて、スプレッドやスワップポイントが魅力的なSBI FXトレードは、下記から無料で口座開設ができます。
\約5分でカンタン申し込み完了/
DMM FX
出典:DMM FX
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通貨ペア数 | 21ペア |
最小取引単位 | 10,000通貨 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.9銭 原則固定(例外あり) |
買いスワップ | トルコリラ/円:取り扱いなし メキシコペソ/円:0円 南アランド/円:13円 |
売りスワップ | ユーロ/米ドル:86円 ポンド/米ドル:30円 ユーロ/ポンド:50円 |
注意事項 | ※本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 ※本データは2023.4/11確認時点での最新情報を参照しております。 |
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DMM FXは、独自のポイント制度「取引応援ポイントサービス」が魅力です。
取引実績に応じてポイントが貯まり、1,000ポイントから現金化できます。
為替差益とスワップポイントのほかに、ポイントで利益を得られます。
また「DMM FX株券担保サービス」は、DMM株で保有する現物株式を担保として、株の70%相当額をFXの証拠金として利用できるサービスです。
DMM株を利用している方は、FXの証拠金をより多くの方法で捻出できるようになります。
株を保有していれば、現金が0円でもFX取引を始められます。
DMM FXのスプレッドは、米ドル/円0.2銭など狭いためコストを抑えた取引が可能です。
スマホアプリ「DMM FX」は、シンプルでありながら高機能で人気のテクニカル指標を多数搭載しています。
チャート機能が充実していてワンタッチ発注ができるので、スピーディーに対応できます。
ポイントサービスや株券担保サービスなどに興味がある場合は、まずは試しに口座を開設してみましょう。
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※DMM FXの申込で『スマホでスピード本人確認』を利用した場合(休業日を除く)
※最短手続きで本人認証が完結した場合の、申し込み完了から口座開設完了までの時間。当社休業日や申込内容等に不備があった場合は除く
GMOクリック証券
出典:GMOクリック証券
通貨ペア数 | 20ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 ※南アフリカランド/円と メキシコペソ/円は10,000通貨単位 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 ポンド/円:0.9銭 原則固定(例外あり) |
買いスワップ | トルコリラ/円:28円 メキシコペソ/円:360円 南アランド/円:260円 |
売りスワップ | ユーロ/米ドル:82円 ポンド/米ドル:30円 ユーロ/ポンド:56円 |
※注意事項 | ※本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 ※本データは2023.5/11確認時点での最新情報を参照しております。 |
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GMOクリック証券(FXネオ)は、新規口座開設と取引数量に応じて最大30万円のキャッシュバックを受け取れる特典があります。
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米ドル/円0.2銭、ユーロ/円0.5銭、ユーロ/米ドル0.4pipsなどスプレッドの幅が狭く、海外FX会社と比べて、コストを抑えた取引が可能です。(※スプレットは原則固定です)
スワップポイントの水準も高く、南アフリカランドやメキシコペソなど高金利通貨も取り扱っています。
ブラウザ、スマホアプリ、チャートツール、PCアプリ、スマートウォッチアプリなど、幅広い取引ツールがそろっており、いずれも高機能なため本格的な取引ができます。
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外為どっとコム
出典:外為どっとコム
通貨ペア数 | 30ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.9銭 ※キャンペーンスプレッドを含む 原則固定(例外あり) |
買いスワップ | トルコリラ/円:15円 メキシコペソ/円:0円 南アランド/円:13円 |
売りスワップ | ユーロ/米ドル:77円 ポンド/米ドル:25円 ユーロ/ポンド:54円 |
※注意事項 | ※本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 ※本データは2023.2/20確認時点での最新情報を参照しております。 |
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外為どっとコムは、情報コンテンツが充実しており、投資判断や知識・スキルアップに役立ちます。
オリジナル情報コンテンツ「マネ育ch」では、プロのノウハウや投資家インタビュー、トレードアイデアなどを学べます。
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みんなのFX
出典:みんなのFX
通貨ペア数 | 29ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.4銭 ポンド/円:0.8銭 原則固定(例外あり) |
買いスワップ | トルコリラ/円:20円 メキシコペソ/円:0円 南アランド/円:15.1円 |
売りスワップ | ユーロ/米ドル:69円 ポンド/米ドル:26円 ユーロ/ポンド:40円 |
※注意事項 | ※本データは日々変動するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。 ※本データは2023.2/20確認時点での最新情報を参照しております。 |
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みんなのFXは、最小取引単位が1,000通貨なため「まずは少額で取引を始めたい」という方におすすめです。
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国内FX会社を利用する際の6つの注意点
国内FX会社を利用する際の注意点は、以下の6つです。
国内FX会社を利用する際の注意点を把握していると、リスク対策を講じやすくなります。
取引を始める前に、できるだけ多くの注意点を押さえておくことが大切です。
ここでは、国内FX会社を利用する際の6つの注意点について見ていきましょう。
レバレッジの最大倍率は25倍
国内FX会社は規制の対象となるため、レバレッジの最大倍率は25倍です。
そのため「海外FX会社のように数百倍のレバレッジ取引をしたい」「1,000倍以上に資金効率を高めたい」といったことはできません。
どの国内FX会社を選んでも、レバレッジは最大25倍です。
ただし、レバレッジ25倍でも資金効率は十分に高められます。
証拠金4万円で100万円の取引ができるため、少ない元手で多額の利益を得ることが可能です。
レバレッジは低く抑えて取引をする
レバレッジ取引をする場合は、できるだけ倍率は低く抑えましょう。
25倍などのハイレバレッジ取引は、ハイリスク・ハイリターンで諸刃の剣です。
短時間で多くの利益を得られる可能性はありますが、一気に損失を抱えてロスカットや追証が発生するリスクがあるので注意が必要です。
経験を積んだ上級者であればハイレバレッジ取引もよいですが、FXの経験が浅い方は倍率を低く抑えて、ローリスク・ローリターンで取引をしましょう。
豪華なボーナス・キャンペーンが少ない
国内FX会社は、海外FX会社のような豪華なボーナス・キャンペーンはほとんどありません。
口座開設キャンペーンはありますが、取引数量などでキャッシュバック額が決まるため、もらえる金額が少ないことがあるので注意してください。
ただし、口座開設キャンペーン以外に、スプレッドやスワップポイントが有利になるキャンペーン、紹介キャンペーンなどを実施しているFX会社は多く見られます。
以下は、主要FX会社の主なボーナス・キャンペーンです。
FX会社 | 主なボーナス・キャンペーン |
SBI FXトレード | ・スプレッド最大45%縮小キャンペーン ・スワップポイント上乗せキャンペーン ・のりかえ&おかえりキャッシュバックキャンペーン ・お友達紹介キャンペーン ・新規口座開設キャンペーン |
外為どっとコム | ・業界最狭水準スプレッドキャンペーン ・大還元キャッシュバックキャンペーン ・スワップポイント最大30%増額キャンペーン ・新規口座開設キャンペーン |
※2024年1月時点
追証のリスクがある
国内FX会社を利用する際の注意点は、追証のリスクがあることです。
追証が発生したら、追加で証拠金を入金するなどしないといけません。
場合によっては多額のマイナスが生じてしまいます。
ロスカットや追証を防ぐためにも「事前に損切りルールを決めておく」「証拠金維持率は最低でも200〜300%以上をキープする」など、リスク管理を徹底することが大切です。
MT4・MT5に対応しているFX会社は少ない
MT4(Meta Trader4)・MT5(Meta Trader5)は、メタクオーツ・ソフトウェア社が提供している取引プラットフォームのことです。
カスタマイズ性が高く、インジケーターやEAが豊富で、テクニカル分析しやすいのが魅力です。
為替、現物株、先物など、さまざまなチャートを表示できます。
ほとんどの海外FX会社がMT4・MT5を採用していますが、国内FX会社ではあまり採用されていません。
ただし、ほとんどの国内FX会社は、高機能で使い勝手の良い独自の取引ツールを提供しています。
テクニカル指標が豊富でカスタマイズ性も高く、操作性も優れているため初心者でも安心です。
デモトレードで練習をして本番を始める
国内FX会社を利用する際は、デモトレードで練習をして本番を始めましょう。
デモトレードをするとFXの練習ができ、スキルやノウハウを身につけられます。
取引ツールの機能や使い勝手を確かめられるため、FX会社選びの参考にもなります。
練習もせずに本番を始めると、損失を抱えるリスクが高くなるので注意してください。
バーチャルマネーを使ってFXの体験ができるサービスです。
本物のお金を使わないため、取引がうまくいかなくても1円も減ることはありません。
本番に向けて取引や分析の練習ができます。
国内FXと海外FXに関するQ&A5つ
国内FXと海外FXに関するQ&A5つは、次のとおりです。
Q&Aを知ることで、国内FXと海外FXに関する疑問や不安を解消できます。
できるだけ多くのQ&Aを事前に確認して、安心して取引を始めましょう。
ここでは、国内FXと海外FXに関する6つのQ&Aを紹介します。
FX初心者におすすめなのは国内FX会社?
FX初心者におすすめなのは、海外FXではなく国内FX会社です。
おすすめする理由には、次のようなものがあります。
- トラブルが少ない
- スプレッドや手数料を安く抑えられる
- 困ったらすぐに問い合わせ・相談ができる
- 情報収集がしやすい
- 税制が分かりやすい
- 信託保全が義務化されている
安心して取引ができるため、初心者は国内FX会社から始めるとよいでしょう。
FXで利益が出たら確定申告は必要?
FXで利益が出たら、必ず確定申告が必要になるわけではありません。
確定申告が必要になるのは、次のような場合です。
- FXの利益など、給与所得と退職所得以外の所得の年間合計額が20万円を超える場合
- 年間の給与収入が2,000万円を超える場合
- 給与を2か所以上からもらっている場合
- 医療費控除や住宅ローン控除の適用を受ける場合
FXの利益が年間20万円を超えるなどして、確定申告が必要な場合は早めに準備をしましょう。
国内FX会社はどれくらいで口座開設できる?
多くの国内FX会社は、最短即日で口座を開設できます。
以下は、主要FX会社の口座開設スピードです。
FX会社 | 口座開設スピード |
SBI FXトレード | 最短即日 |
DMM FX | 最短即日 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 最短翌営業日 |
外為どっとコム | 最短即日 |
みんなのFX | 最短即日 |
※2022年9月21日時点
スピーディーに口座を開設できるため「できるだけ早く取引を始めたい」「早くポジションを持ちたい」といった方も安心です。
口座開設にはお金がかかる?
FXの口座開設には、お金はかかりません。
「海外FXの口座開設には1,000円かかる」「2社以上で口座開設をするとお金がかかる」といったことはないので安心してください。
もし、口座開設にお金がかかるFX会社があった場合は、違法業者のリスクがあるため利用しないほうがよいでしょう。
FX口座を開設する流れは?
FXの口座開設をする流れは、次のとおりです。
- メールアドレスの登録
- 必要情報の入力
- マイナンバー、本人確認書類の提出
- 審査
- ログインID・パスワードの受け取り
- 口座開設完了
本人確認書類は、運転免許証や各種健康保険証、パスポート、特別永住者証明書などが該当します。
書類の提出方法にはアップロードや郵送などがありますが、スピーディーに口座開設をするならアップロードがおすすめです。
あらかじめ必要書類を確認し、手元に準備しておきましょう。
国内FX会社は最短即日で口座開設ができ、取引を開始できます。
FX初心者には海外FX会社より国内FX会社がおすすめ!
今回は、海外FX会社と国内FX会社について解説しました。
最後に、ここで紹介した大事なポイント4つをおさらいましょう。
- 海外FX会社は入出金トラブル、税金が高い、ハイレバレッジなどのリスクがある
- 国内FX会社は日本語が通用し、コストが安くてトラブルが少ない
- FX初心者におすすめなのは国内FX会社
- 国内FX会社は追証リスクがあるのでリスク管理を徹底すること
海外FX会社はリスクが高いため、FX初心者におすすめなのは国内FX会社です。
ただし、国内FX会社で取引をする前にデモトレードで練習をして、知識やノウハウを習得しておくことが大切です。
また、本番ではリスク管理を徹底してください。
これからFXを始める方は、比較的低リスクな国内FX会社で口座開設しましょう。
FX好きの28歳社会人。 暇さえあれば、FXの情報をキャッチアップしています。 こちらのサイトでは、筆者がこれまでに学んだFXの知識や取引のコツを、具体例と試算シミュレーションを交えてお届けします。 |