デジタルビジネスを支援する、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズ(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「当社」)は、当社が提供するタグ1行でECサイトを高速化するオールインワン・スピード改善ツールSpeed Kit(スピードキット)が、株式会社ベルーナが運営する「ベルーナオンラインストア」(https://belluna.jp/)に2025年4月より本導入されたことをお知らせします。
■ECサイトのスピード改善を実現する際に必要なポイント
・CDN(Content Delivery Network)の導入:コンテンツ配信ネットワークを使用して、地理的に近いサーバーからコンテンツを配信
・画像最適化: 画像サイズの縮小やフォーマット最適化、遅延読み込みの実装
・コード最適化:JavaScriptやCSSの圧縮、不要なコードの削除、バンドル化
・キャッシング:ブラウザやCDNでのキャッシュ活用による再読み込み時間の短縮
・サーバー側の最適化:データベースクエリの効率化、サーバーレスポンス時間の改善
しかし、多くの企業では既存のシステム構成やパッケージの制約、開発リソースの問題から、これらのアプローチを全面的に実施することが難しいケースも少なくありません。
■Speed Kitを導入した経緯
・ユーザーボイスで「表示速度が遅い」との声があり、会社として課題感を持つ
・デジタルに詳しくないお客様にとって、サイトの表示遅延は使いづらさやブランドイメージに直結することから問題解決に動き出す
・表示速度改善のためにGoogle AMPやCDNの設定の見直し、HTML最適化などを実施したが、顧客が実感できるレベルの改善には至らなかった
・運用上の課題として、サードパーティ製タグの管理が難しく、改善が進まない面もありソリューションを検討
Speed Kitを知ったのち、シミュレーションサイトでの結果に驚きを感じていただき、PoCを実施することとなりました。
■導入されたことによる効果
PoC(概念実証)によるA/Bテストの結果、LCP(Largest Contentful Paint)が大幅に改善され、以下のような数値改善が見られました。
・ドメイン全体:27% 高速化
・トップページ:40% 高速化
・商品一覧ページ:46% 高速化
・商品詳細ページ:37% 高速化
PoCの結果と合わせて、Speed Kitの導入により以下の効果が実現されることが期待され、最終的に導入が決定されました。
・体感速度の向上:顧客がよりスムーズに商品情報にアクセスできるようになり、顧客体験が向上
・コンバージョン率(CVR)の向上:顧客が快適にサイトを利用できることで、購入完了率の向上が期待される
・簡便な運用:導入後の運用が簡単で、既存のシステムに大きな変更を加えることなく改善を実現
・システム変更なしでの速度改善:複雑なシステム変更を伴うことなく、既存の環境に大きな影響を与えずに高速化
保護中: 【ベルーナ様独占インタビュー】ECサイト表示速度改善のリアルと成果 – Speed Kit導入の背景とカートシステム環境での挑戦
■Speedkitについて
ドイツのハンブルク大学との共同研究に基づいて開発されたSpeed KitはAIベースのユニークで革新的なウェブパフォーマンスソリューションです。
最新のキャッシング・アルゴリズムとネットワーク技術を活用し、ウェブサイトの即時読み込みを実現します。サービスワーカー、エッジキャッシング、高度な最適化技術を組み合わせることで、多くのオンライン体験を悩ませているサイトの表示遅延や帯域幅の問題を回避することができます。
既にグローバルで10,000以上のサイトに導入されています
■当社は様々なウェブサイトのスピード改善サービスを提供しております
スピード改善に関するお問い合わせはこちら
https://pagespeed.gaprise.jp/